チームを作るためのプラン
まず初めに、チームを作る為のプランを考えます。 男子のチームなのか、男女混合なのか、人数は何人くらいか会費はどれくらい集めるか、どんなチームにしたいかなどです。自分のチームでは、男女混合チームにすることにしました。そして人数は20名づつ、会費は月500円と設定しました。
どこのチームもそうだと思いますが、男子より女子の方が集まりは悪く、結局は男子の人数の方が多くなることが多いと思います。そして、毎回全員が参加できるわけがないので、20名づつという設定にしています。
会費の方は、月500円の設定でうまくいっているので(開始当時)、それくらいで良いのではないかと思います。ただし、大会への参加のために、チーム資金が足りなくなってしまう場合も考えられます。その場合は、必要な分だけ臨時会費を集めるか、会費を千円に値上げをするということで対処しました。
会費の使い道としては、「体育館の確保」「チーム備品」「大会への参加費」などあります。
会費の使い道
体育館の確保体育館の確保は、チームを作った上で一番の悩みの種になる場合も多いのではないでしょうか。
一番良いのは、地元の小中学校の体育館を無料で借りること。
これは各地域ごとに事情が違うでしょうから、地元の自治会や体育振興会・役所などにお問い合わせ下さい。
毎週市町村の体育施設を有料で借りる場合、会費500円では厳しいかもしれません。
自分のチームでは、幸い地元の小中学校の体育館を週2~3回無料で使用できています。
チームの備品
怪我をした場合などに備えてコールドスプレーやテーピングなどの準備が必要です。
他にもレフリーカッターや笛も必要ですね。
あと一番大事なのは、ボールです。20人くらいのチームなら、6個くらい必要でしょうか。
ボールを入れるバッグも必要です。
大会への参加費など
大会などに出場するには、基本的に料金が発生します。
料金はピンからキリですが、年間で考えるととても大きな出費になると思います。
特に日本バスケットボール協会の主催の大会に参加した場合には、年間で20~30万円くらい必要になります。
日本協会参加の場合は、会費の設定は1500円ほどが良いかもしれません。
チームのプランの話題から少々それてしまいましたが、
勝つことを目的としたチームにするのか、楽しめればOKなのか、または両立させたいのか。
当然両立させたいという意見が圧倒的でしょうが、勝つ為には練習は気を引き締めてやる必要があると思います。ただ楽しく遊びたい人が参加するには、多少荷が重いかもしれませんね。
どちら(楽しく&勝つ)を最優先するかはチーム次第です。募集の際には、そのこともアピールした方が、入ってからこんなはずでは・・という方も減ると思います。
メンバーの募集について
自分のチームでは、引越しをして間もなく、バスケできる友達が近くにいなかったこともあり、インターネットのみを使って募集をしました。自分のチームの場合には、募集を始めてからは意外にもドンドン応募が来たので、人数を集めるのは苦にはなりませんでした。応募が来ない場合には、コンセプトを変えてみたり、募集の文言を考えたり、工夫をしましょう。
メンバーの募集には、このサイトにある、バスケしようよ2の掲示板を有効に使って下さい。
女子はなかなか集まらないかもしれません。気長に待ちましょう。募集の際には、「活動地域」「どんなチームにしたいのか」「週に何日、何曜日に活動予定か」「経験などを考慮するか」などの内容をわかりやすく説明しましょう。
初期メンバーの募集の方が入り易いので「0からチームを作る」って所を強調するのも手ですね。
ただし、チームを運営して行く上で、社会人としての常識は必要です。常識がない、一般的な礼儀ができない人は、はっきりとお断りしましょう。
いよいよ顔合わせ
自分のチームでは、最初の入部の際に、練習場所の近くのデパートの一角で、登録会を行いました。登録会とは、それまではメール等のインターネットを通してのみ会話をしてきた人達と、初めて会って正式に登録用紙に記入をしてもらい入部してもらう会のことです。
登録会を行った理由としては、想定していたより応募が多かったことと、練習の初日に混乱しないように顔を見ておくということです。キャプテンの顔も覚えてもらっておいた方が、練習の時に誰がキャプテンなのかわからなくて混乱するというようなこともないと思います。
デパートでの登録会でなくても、初回の練習日にできる限りみなさんに集まってもらって、そこで顔合わせをするということでも良いと思います。
どちらにしろ、メンバー登録用紙は予め用意して行って、必ず記入してもらいましょう。
記入してもらう必要事項としては、名前・住所・生年月日・電話番号・勤務先あたりが、大会への登録に必要な場合があります。
登録用紙のサンプルは、バスケしようよ2のダウンロードコーナーにありますので、よろしかったらご覧ください。
チーム規則
登録会で登録してもらう際には、あらかじめ作っておいた「規定」に目を通してもらい、それに承諾してもらってから入部という形をとりました。規定の内容は、会費のことや、チームに協力してもらう事や、その他守ってもらいたいルールなどを細かく記しました。
何か問題などがあった場合に、規則に承諾をしてもらっていると、もめごとが大きくならないうちに解決できる場合があります。
規則の見本もダウンロードコーナーにあります。
スポーツ保険
バスケットボールをやっているうちでは、怪我はつきものです。全員をできる限り保険に加入してもらった方がトラブルにはならないと思います。保険というのは、自分のチームの場合(財)スポーツ安全協会の「スポーツ安全保険」というのを使っています。
ネットでスポ安ネットと検索すれば、すぐにわかると思います。
年間に一人1850円ほどで、練習中の怪我や、ガラスを割ってしまった場合などの保障、練習への行き帰りの事故なんかにも対応しています。
実際の使用頻度は、意外と高いですよ。
メンバーへの連絡
メンバーへの連絡は、基本的には漏れのないように、メールで全員送信の機能を使って送ります。今はスマホで、LINEのグループなどもあるので、連絡は非常に簡単になってます。
いざ試合になって、メンバーが足りないとなると、相手チームにも迷惑がかかってしまいますので、
連絡には返信をしてもらうクセをつけましょう。
チーム練習
練習の内容に関しましては、それぞれのチームの目指す目標によって大きく変わってくると思います。強くなりたい場合も、楽しくやりたい場合も、まずはあなたが一番大きな声を出してチームを引っ張って行きましょう。
そうすれば自然と皆付いて来てくれると思います
練習のメニューは様々ですが、自分のチームで基本的にはランニングシュート・3対2・3対3・5対5など、楽しめるものが中心です。
毎回同じメニューでは飽きてしまうかもしれませんね。また、強くなるためにスリーメンなどの走るメニューも取り入れています。
また、チームとしての連帯感を高める為の努力も必要です。練習前や練習後に、簡単なミーティングなどを行うことをオススメします。
大会への参加
チームが軌道に乗ったらいよいよ試合です。練習試合は機会があったら沢山やっておきましょう。自分のチームの練習だけでは見えなかった課題などが沢山みえてくることでしょう。練習試合の相手を探す場合には、バスケしようよ2の都道府県別対戦相手募集掲示板に書き込みして下さい。
大会にも積極的に参加しましょう。目標がなければ上達しないと思います。大会に参加するためには、まず地元のバスケットボール連盟又はバスケットボール協会・体育振興会等に電話をします。
そうすれば詳しい事を教えてくれます。電話番号は役所に聞けばわかると思います。
今はネットでも、大会の情報などを検索することができますので、便利ですね。
ユニフォームなど
チームを作れば、当然ユニフォームや救急箱なんかも必要になります。バスケしようよが運営するバスケットボールショップ「バスケ屋」では、ユニフォームやリバーシブルなどを安く作っています。リバーシブルに関しては、上下プリント代込みで1セット4980円という格安価格で提供しています。
是非ご相談下さい。また、JBLなどでも使用している国際公認球(BGL7)も、格安で販売しています。
他に質問や、ご意見などがあれば、気軽にメールしてください。
チームの知名度アップ
チームの知名度を高めるためには、ホームページを作るのが一番手っ取り早い方法です。バスケしようよ2では、都道府県別リンクランク、バスケの輪、チームデーターベースへなど、様々な知名度アップのお手伝いをしています。