2001年度から変更になった新ルール解説! |
変更点と、それによってどのような変化があるのかを書いてみました。
by ゆう |
24秒ルール |
■プレィヤーがコート内でライブのボールを保持したチームは24秒以内にショットをし、24秒の制限が終わる前にそのボールがリングに触れなくてはならない。
★現行の30秒ルールからの変更
★現行はボールがシューターの手から離れたとき、またはショットしようと して相閧ノブロックされてボールがたたきだされたときに30秒の制限は終わる。
ショットされたボールが空中にあるあいだに24秒の制限が終わり合図が鳴るこ
とがある。この場合はタイムキーパーは、ただちにゲーム・クロックを止める次のような処置をする。。
@ボールが直接またはリングやバックボードに触れてバスケットに入ったとき
は得点を認め、ヴァイオレィションはなかったものとする。
Aボールがバスケットに入らないことが明らかになったときにヴァイオレィシ
ョンになる。
Bショットされて上に向かっているボールやリングに触れたあとのボールにい
ずれかのプレィヤーが触れれば24秒のヴァイオレィションになる。
C24秒の合図が鳴ったあとであっても、バスケット・インタフェア、ゴー ル・テンディングの制限は適用される。
ゆう:この変更点が一番大きな変更点ではないでしょうか。6秒短くなった事で、いままで以上に速攻やアーリーオフェンスの重要性が大きくなります。総合得点も伸びると思います。体力のないチームには少し厳しいルール改正かも・・。 |
8秒ルール |
■バック・コートでライブのボールを保持したチームは8秒以内にそのボールをフロ
ント・コートに進めなければならない。
★現行の10秒ルールからの変更。
ゆう:10秒から8秒になったので、オールコートプレスが非常に効果的になります。相閧笄せらせる事も出来ます。オフェンス側はいかに早くボールを繋いで行くか。接戦になった時には、ボールを運ぶ能力の高いチームが有利になるでしょう。 |
競技條ヤ(ピリオドをクオーターと読み替えてもよい) |
■ゲームは10分のピリオドを4回行う。第1ピリオドと第2ピリオドの間、第3
ピリオドと第4ピリオドの間にそれぞれ2分間のインタヴァルをおく。
■第2ピリオドと第3ピリオドの間に10分または15分のハーフ・タイムをおく。
★現行は20分ハーフを2回または12分のピリオドを4回行う。ハーフ・タ
イムは10分または15分を選ぶ。現行の延長の規定は変わらない。
ゆう:2分間のインターバルというのは、プレイしている側にはタイムアウトが増えた程度と思って頂ければ良いと思う。ベンチスタッフはこれにより、より綿密に作戦を立てる事が出来、メンバーチェンジや、メンバーとのコミュニケーションもスムーズに運ぶ事ができるが、ゥ分の所に来た流れを止めてしまうことも充分に考えられる。 |
チームファウルの罰則 |
■1チームが各ピリオドに4回のプレィヤー・ファウルをしたあとはチーム・ファウ
ルの罰則が適用される。
★現行は各ハーフに7回のプレィヤー・ファウルをしたあとはチーム・ファウル
の罰則が適用される。
ゆう:これは感覚的には、今までと大差はないと思う。作戦を立てる上ではあまり重要汲オなくても良い。 |
チャージド・タイム・アウト |
■チャージド・タイム・アウトは必ず1分間とする。
★現行はチャージド・タイム・アウトをとったチームがゲームを再開する準備
ができれば、蜷Rはできるだけすみやかにゲームを再開する。
★現行の50秒が経過したらタイム・キーパーが合図をして知らせることに変
わりはない。
■各チームは第1ピリオドから第3ピリオドまでは各ピリオドに1回、第4ピリオ
ドには2回のチャージド・タイム・アウトをとることができる。ゲーム全体で認められるチャージド・タイム・アウトの回数は変わらない。
★現行は前半2回後半3回とることができる。
★現行の延長の規定は変わらない。
■相閭`ームがフィールド・ゴールで得点した直後に認められるチャージド・タイ
ム・アウトは、ゴールのあと味方がスロー・インのボールを手にする前までに請
求すれば認められる。
★現行はボールがシューターの手から離れる前までに請求しておかなければな
らない。
ゆう:タイムアウトを取れる回数は現行と変わらないが、1度タイムアウトを取ると次のピリオドまではタイムアウトを取る事が出来ないので、監督は慎重に取らなければならない。 |
交代 |
■第4ピリオドと延長時限の最後の2分間に相閭`ームがフィールド・ゴールで得点した直後に交代することができる。この交代があったときは相閭`ームも交代することができる。
★現行はどちらのチームも交代ができない。
ゆう:この変更により、監督は任意の選閧フ交代をある程度考えた通りに実行することが出来るようになった。監督にとっては嬉しい変更点である。
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ジャンプ・ボール |
■ヘルド・ボールとダブル・ファウルによるジャンプ・ボールはそれにかかわったプレィヤーがジャンパーになる。そのほかのジャンプ・ボールは、コート上の両チームの任意のプレィヤーがジャンパーになる。
★現行は両チームが同時に触れてアウトになったり、どちらのプレィヤーが最後に触れてアウトにしたかが審判にわからなかったときも、それにかかわったプレィヤーがジャンパーになる。
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ボールが下からバスケットに入った場合 |
■ボールが下からバスケットに入った場合は、それが故意であっても、偶然であって
もヴァイオレィションとする。
★現行は故意ならばヴァイオレィションである。偶然ならばジャンプ・ボールで
ある。
ゆう:そんなに詩∫・ノあるものじゃないでしょう・・。 |
スロー・イン |
■スロー・インされたボールがバック・ボードの上を通ってもヴァイオレィションではない。
★現行はヴァイオレィションである。
■スロー・インされたボールがバスケットの支えにのった場合はジャンプ・ボールである。
★現行はヴァイオレィションである。
ゆう:前述同様
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ボールを蹴ること |
■脚のどの部分でも故意にボールを蹴ったり止めたりすることはヴァイオレィションである。
★現行は膝や膝より下の脚や足でボールを故意に蹴ったり止めたりすることがヴァイオレィションである。
ゆう:ようするに、フトモモでも触ったらだめということですね。覚えておきましょう!
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フリースローのヴァイオレィション |
■フリー・スロー・シューターの味方のプレィヤーがヴァイオレィションをして相閭`ームにスロー・インが与えられる場合、スロー・インの場所はフリースロー・ラインの延長上のアウトとする。
★現行はヴァイオレィションの起こった場所に最も近いアウトからスロー・インする。
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ゴール・テンディングとバスケット・インタフェア |
■ゴール・テンディングとバスケット・インタフェアに定義が分けられた。
★現行は全てバスケット・インタフェアとして定義されている。
ゴール・テンディングとは?
@ショットされたボールが翌ソ始めてから、ボール全体がリングより高い ところにあるときにそのボールに触れる。
A ショットされたボールがバックボードに触れたあと、ボール全体がリン グより高いところにあるときにそのボールに触れる。
バスケット・インタフェアとは?
@ショットされたボールがリングの上にのっているときにどちらかのプレ ィヤーがバスケットやバックボードに触れる。
Aバスケットの中から手を出してショットされたボールに触れる。
B防御側プレィヤーがバックボードやリングを揺すってボールがバスケッ トに入るのを妨げたと審判が判断したとき。
★現行は防御側プレィヤーがバックボードやリングを揺すってボールがバ スケットに入るのを妨げることは競技條ヤ中ならばプレィヤーのテクニ
カル・ファウルである。ボールが空中にある間に競技條ヤの終了の合図 があったあとであればバスケット・インタフェアである。 |
パーソナル・ファウル |
■防御側プレィヤーがボールをプレイしようとしてボールと一緒に相閧フ手(頌から先の部分)に触れボールのコントロールを失うような場合はファウルである。
★現行はやむを得ない触れ合いとしてファウルとはしない。
ゆう:これも大きな変更点の一つだと思う。やっぱり手に触れてシュートが狂ってるんだからファールじゃないとおかしいよ・・と前から思ってました。
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プレィヤーのテクニカル・ファウルの罰則 |
■アンスポーツマンライク・テクニカル・ファウルを削除し、テクニカル・ファウ
ルに集約し、プレィヤーのテクニカル・ファウルの罰則は、1個のフリースローとセンター・
ラインのアウトからのスロー・インとする。
★現行は2個のフリースローである。
ゆう:テクニカルファウルの罰則が軽くなったというのは、どうかと思います。 |
ファウルが続いたときの処置 |
■ゲーム・クロックが止められてから次に動かし始めるまでに起こったファウルの罰
則は、最初の違反がヴァイオレィションであった場合も含めて全て相Eの対象とする。
★現行は「ファウルの特別な場合」として、ファウルの罰則のみ相Eを規定して
いる。 |
コーチが立ち続けること |
■コーチまたはアシスタント・コーチのどちらか1人だけはゲーム中チーム・ベンチ
から立ち続けてよい。2人が同時に立ち続けることは許されない。
★現行はコーチだけに立ち続けることが許されている。 |
ゲームの開n |
■ゲームはセンター・サークルのジャンプ・ボールでボールがジャンパーにタップさ
れたときに始まる。
★現行はセンター・ジャンプをさせるために主審がボールを持ってセンター・サ
ークルに入ったときに始まる。
ゆう:審判をやる方は覚えておいたほうが良いでしょう。 |
ボールがライブになるとき |
■ジャンプ・ボールの場合、ボールはジャンパーにタップされたときにライブになる。
★現行はトス・アップのボールが審判の手から離れたときにボールはアライブ
になる。
★ボールの状態の「アライブ」を「ライブ」と呼ぶことに変更された。 |
ショット動作 |
■ジャンプ・ボールでトス・アップされたボールを直接バスケットに向けてタップす
ることもショットの動作とする。
★現行はショット動作とはみなされない。 |